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宮塚生態観察所

徒然なるままに書き綴る宮塚の日常生活暴露記。

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原点。

今更な話になるのですが、元々私が「夢小説」なる分野を知ったのは、3年ほど前のちょうどこの時期でした。
恋愛ものの小説が読みたくて、でもお金ないから本買えなくて、と貧乏中学生真っ盛り。
当時も今も私の好み(あくまで二次元)は変わってなくて、基本”先生×生徒”に弱いんですねー。
で、ワードは何入れてたか忘れたんですが、ぽちぽちオンラインで小説を検索していた時に斉木真魚様の小説に出会ったのです。
それが始まりでした。

ちなみにお相手はポタのスネイプ先生。
勿論当時は「夢小説」なるジャンルを知っているはずもなく、無知な宮塚は「何でスネイプ先生が・・・!?」と大いに疑問を持ちました。
でも、そんな知識の欠如に関わらず、惹き込まれてしまう美しい文章だったのです。
一点作品を読ませていただいて恍惚とした私は、HOMEを探し出して入り浸りました。
ええ、入り浸りましたとも。
ちょうど夏休みだったのですが、家にいる間は殆どパソコンの前に座って、真魚さんの小説を堪能していました。

とにかく作品数も凄いのですが(連載4本にお題、そしてその他沢山の一点物)、その膨大な作品一点一点、どれもみな美しい文なのです。
優しい。儚い。切ない。でも、幸せ。
そんな一つ一つの感情が、綺麗な言葉にのせて綴ってあるのです。
読んだ後に、ほわりと心のどこかがあったかくなる。
本当に、本当にやわらかく、美しく、それでいて強い文章でした。

サイトの内装もシンプルかつスタイリッシュ。
メールのやり取りも何度かさせていただいたのですが、真魚さん自身も素敵で朗らかで、お茶目な方でした。
こんな素敵な方から、こんな素晴らしい作品が生まれるんだなぁ、と心底本当に憧れました。

今、その私が一番初めに出会った真魚さんのサイト「Baby Sugar Junkie(BSJ)」は凍結され、その際連載以外の殆どの作品を削ってしまわれました。
その削られた作品の中に、私が初めて出会った小説も含まれています。
凍結が確定した時、とても残念なことだったのですが、真魚さんの私生活の事情もあり、仕方がないとも思えました。
それでも、やはり未だに悔やまれてなりません。

サイト自身は形を変えても残されており、私は未だに時々足を運びます。
私の夢書きとしての原点となるサイト様なのですから。

現在、真魚さんは社会で働きつつも、別ジャンルの夢を書いてまた新しいサイトを運営されています。
相変わらず、惹きつけられる文章を書いてらっしゃいます。
いつ読んでも、どれを読んでも、本当に心に響きます。
真魚さんのサイトは「BSJ」「百花楼」ともに我が家のリンクから飛べますので、是非是非一度どうぞ!お勧めです。

そして私はといえば、真魚さんの小説との出会いから1ヶ月もしないうちにネットサーフィンを覚え、「BSJ」と平行して色んな教授夢サイトさんを回りました。
そのうち一箇所に入り浸るようになり、そこの管理人さんでいらっしゃった魔夜さんと、そこにいらっしゃった沢山のお客さん方と仲良くさせていただきました。
そしてそのうち、自分でも文章を書きたいと思うようになり、真似事のように夢を書き始めました。

「あんな風な素敵な文章を書きたい」
「こんな風に、私も誰かに感動してもらいたい」
「あぁ、素敵だなぁって、思ってもらえるような文章を書きたい」
そんな沢山の気持ちから、私は夢書きとして踏み出しました。

そして2年と半年ほど前にサイトを立ち上げ、地道に小説も書き続けてきました。
ちなみに、今ではもう処女作を読み返すことが出来ません。
作品数増えたら、削除しようかな、と思っています。

サイトを立ち上げてからも沢山の人との出会いと別れがありました。
ネット上のこととはいえ、やはり対人関係は生まれるものです。
サイト開設から半年ほどで「BSJ」が凍結し、もうひとつの入り浸っていたサイト様も、諸事情で閉鎖されました。
出会ってから今までずっとサイトを営んでいらっしゃる方もいる一方で、何人もの知り合いがサイトを閉鎖されたり凍結したりされました。
それはどれも悲しいことでした。
けれど同様に新たなサイト様との出会いも勿論あり、相変わらず私は充実したオンライン生活を送っています。
そして、そういう風に、人と人とのつながりを、これからも大事にしていきたいと思います。
沢山の人々のおかげで、今の私はあるのですから。

今日、ふと思い立って真魚さんのサイトにお邪魔して、久々に彼女の小説に触れて、またみずみずしい衝動に駆られたので、ふとこんなことを書いてみました。
小説だけでなく、日記の書き方ひとつをとっても尊敬してしまうのです。
やはり私は、真魚さんの書かれる文書が大好だなぁと、再認識させられました。

多分私はこれからも、自分なりに試行錯誤しつつ、そんな素敵な小説を目指して夢を描き続けるんだと思います。
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プロフィール

HN:
宮塚 鏡
性別:
女性
職業:
OL
自己紹介:
へっぴり腰な、社会人3年生。
名古屋在住、岐阜勤務の環境で、ひっそり小説書いてます。
標準語は広島弁。好物はお好み焼き。
大学時代は水泳やってました。
好きなイラストレーターさんは、あきさん。

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